本格的に、令和6年産の米づくりをスタートさせました。
今年の変更点は、①作付の一部を有作くんから有作くん100に変更。②作付の一部に新品種「ぴかまる」を導入。
有作くん100とは、化学合成農薬、化学肥料未使用の栽培で、国の法律による有機農業に該当します。除草剤の代わりにジャンボタニシを利用します。うまくいけば来年は面積を広げようと思います。
ぴかまるは、縞葉枯病及び穂いもち抵抗性を備えた低アミロース米系統「関東221号」と良質・極良食味系統「西海250号(後のにこまる)」を交配した後代より育成した低アミロース米系統です。
にこまるの栽培しにくい欠点、徒長のしやすさや穂高による倒伏が改善され、縞葉枯病及び穂いもち抵抗性を受け継ぎ、にこまるの良食味に加え低アミロース米特有の粘りの強い特徴があります。
よって、今年の作付けは、
①にこまる 13a 有作くん100
②ぴかまる 27a 有作くん
③くまさんの輝き 40a 有作くん
になります。
昨年は、天気が悪く田植え直前に塩とオイスターミネラルを散布しましたが、今年はオイスターミネラルに変えケイカル(ケイ素資材)にしましたので、先日早めに散布しました。
今年は、昨年以上天気が悪く、3月から雨が多く、晴天が続かないため田んぼが乾きません。昨年からサブソイラーで塩を散布するようになって良かったと思います。ぬかるみのなか、手で散布することを思うと。
5月、連休明けから種籾の消毒、種まき、有機肥料の散布と忙しい日々が続きます。