兼業農家の米づくり

私は、兼業農家です。日頃より、安心・安全なおいしい米づくりをしたいと思っていましたので、令和元年にあわせたわけではありませんが、以前より興味がありました「還元塩ミネラル農法」(圃場に塩をまいて米を作る)で米を栽培してみました。結果は、食味についても良好で、農薬の削減もできました。というわけで、令和2年は還元塩ミネラル農法+αでパワーアップし、特別栽培米の基準、農薬5割削減・化学肥料5割削減を目標として、スタートします。

9月20日の状況

 森のくまさんは、9月29日に刈り取り予定ですが、今になって盆頃の長雨の影響が出ています。

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いもち病、紋枯病が多発しています。

 熊本型特別栽培農産物・友作くんの基準では、2成分の化学農薬の使用は可能ですが、今使えば確実に残留農薬が検出されますので、収量は減りますがこのまま農薬なしで行きたいと思います。

 ここで更に追い打ちが。

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カメムシが飛来してきました。

 カメムシの被害は、登熟中の籾に口針を突き刺し吸汁加害することにより発生します。カメムシの吸汁加害で生じた傷口から細菌類が侵入して米粒が黒く変色します。

 カメムシ対策として草刈りを行ってきましたが、周りの田んぼで農薬の散布が行われるとどうしても農薬を使わない田んぼに飛来してきます。

 2日間で、約300匹、手で駆除しました。

 昨年は、ウンカ被害、今年はいもち病・紋枯病となかなか思いどうりの米作りができません。