兼業農家の米づくり

私は、兼業農家です。日頃より、安心・安全なおいしい米づくりをしたいと思っていましたので、令和元年にあわせたわけではありませんが、以前より興味がありました「還元塩ミネラル農法」(圃場に塩をまいて米を作る)で米を栽培してみました。結果は、食味についても良好で、農薬の削減もできました。というわけで、令和2年は還元塩ミネラル農法+αでパワーアップし、特別栽培米の基準、農薬5割削減・化学肥料5割削減を目標として、スタートします。

除草剤と光合成細菌

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左から種菌+培養液、種菌+培養液+除草剤、種菌

 昨年、光合成細菌が上手く活用できなかった1つの理由に、除草剤が考えられました。除草の原理が、光合成阻害剤だからです。メーカーは、植物の高度な光合成を阻害するもので、細菌類の単純なものには影響ないとのことでしたが、光合成細菌を販売している店舗の注意書きには、光合成阻害剤との併用は避けるように記載されています。

 そこで、去年余った除草剤を入れて、培養の比較を行ってみました。結果は濃ゆめの濃度にしましたが、写真のとおりで、ほとんど影響がないと判断しました。

 この光合成阻害型の除草剤を使用する理由は、水産動物に対する毒性がないため、環境にやさしいと考えられるからです。