兼業農家の米づくり

私は、兼業農家です。日頃より、安心・安全なおいしい米づくりをしたいと思っていましたので、令和元年にあわせたわけではありませんが、以前より興味がありました「還元塩ミネラル農法」(圃場に塩をまいて米を作る)で米を栽培してみました。結果は、食味についても良好で、農薬の削減もできました。というわけで、令和2年は還元塩ミネラル農法+αでパワーアップし、特別栽培米の基準、農薬5割削減・化学肥料5割削減を目標として、スタートします。

2021-01-01から1年間の記事一覧

令和4年産の米づくりスタート

令和3年産の森のくまさん、にこまるについては、誰が食べても美味しく感じる食味スコア80点代を取れましたが、光合成細菌の効果が納得できませんでした。令和2年より天候にも恵まれ期待していましたが、まだ何か足りないものがあるようです。 課題もいろ…

残留農薬の検査結果、食味スコア

PDFの表示にてまどいました。やっと表示出来るようになりました。 森のくまさんは、残留農薬の検査結果・食味スコア、にこまるは食味スコアです。 外観品質については、参考程度にしてください。買取時の検査では、2等米でした。原因は、カメムシの食害によ…

森のくまさんの稲刈り

予定どおり出穂後積算温度950を超えたところで稲刈 9月29日、森のくまさんの稲刈りを行いました。 刈取った米をライスセンターに運ぶための作業です 盆頃の長雨のため、いもち病、穂いもち、紋枯病の影響で収量が例年に比べて1割強の減収となりました。 早速…

9月20日の状況

森のくまさんは、9月29日に刈り取り予定ですが、今になって盆頃の長雨の影響が出ています。 いもち病、紋枯病が多発しています。 熊本型特別栽培農産物・友作くんの基準では、2成分の化学農薬の使用は可能ですが、今使えば確実に残留農薬が検出されますので…

9月2日の状況

森のくまさん 穂揃期の過ぎ、登熟期に入ります。今年は、ウンカの被害はなさそうです。ただし、盆ころの長雨でいもち病の注意報が出ています。昨日より、塩水、えひめAI、光合成細菌の散布を再開しました。今後は、後2回散布予定です。 にこまる。左が圃場②…

走り穂、出穂

森のくまさんの走り穂 茎の中で、籾(もみ)の集合体である「穂」が育まれます。穂が茎から出るタイミングはバラバラで、その田んぼで一番早く出る穂が「走り穂」です。森のくまさんは8月15日に確認しました。 森のくまさんの出穂 約半数の茎が出穂する時期を…

成育状況(8月4日)

森のくまさんは、今年4回目の塩水・えひめAI・光合成細菌の散布を行なっています。 左が散布後、右は平常時 霧状に散布しますので、散布後しばらくは写真・左側のように蜘蛛の巣を見ることができます。蜘蛛には、頑張って害虫を捕食してもらいたいと思います…

生育状況(7月18日)

7月18日に、にこまる(田植え後30日目、出穂予定42日前)に3回目の光合成細菌の流し込みを行いました。 にこまる、24aのほ場に約30リットル、4時間程度、水を入れながら流し込み 同日の森のくまさんの状況が、下記の写真になります。 森のくまさんは、田植え…

除草剤

森のくまさんには、6月24日、にこまるには、6月29日に散布というか、投げ込みました。 今年も昨年と同じカウンシルコンプリートジャンボ剤です。 写真のように小袋状になっており、10m×10mに1個の割合で投げ込みます。水にぬれると溶け出し、自然と一…

ジャンボタニシ

今年も、ジャンボタニシとの格闘が始まりました。 代搔きの時、昨年少なかった圃場に多く感じ、多かった圃場が少なく感じました。 いつもどおり、ジャガイモをスライスしたものを投げ込み、食べにきたジャンボタニシ捕獲し順調にいっていたのですが。 一晩で…

播種(種まき)から田植えまで

今年は、森のくまさんは5月15日(土)に、にこまるは5月22日(土)に種まきを行いました。 苗箱に水をたっぷりと吸わせて、これから播種機を使って種を巻きます。 水曜日の朝にはこのように発芽してきます。 早速、育苗用の簡易プールに移ました。 1…

塩水選と種子消毒

森のくまさんは、5月19日(日)に、にこまるは5月16日(日)に種子の塩水選と種子消毒を行いました。 遅くなりましたが、今年は、森のくまさんと令和元年まで作ったにこまるを栽培します。にこまるは美味しくて米がきれいなのですが、生育初期が光合成…

天日塩と有機肥料の散布

本来であれば、森のくまさんについては、5月15日~23日の間で天日塩と有機肥料を散布し、耕起を予定していましたが、週間天気予報で雨の日が多かったため、5月8日に天日塩、9日に有機肥料を散布し耕起を行いました。 ナチュラルレイクソルト No3です…

2回めの草刈りと電動草刈機(MUR181D)の修理

今年の連休は、コロナ鍋という訳ではないないですが、天気が良かった3日間は草刈りに追われました。エンジン式と電動式のフル稼働でした。 左が草刈り前 右が草刈り後になります。 今回は、エンジン式については、チップソー(円盤状の金属刃)でなく、電動…

特別栽培農産物・有作くんを申請

昨年は、特別栽培農産物の基準で栽培しましたので、今年は堂々と申請しました。申請で1番のネックは、作業を確認してもらう確認者です。誰でもできるわけでなく要件が決まっていますので、米を出荷します株式会社タナカ農産の代表田中洋平さんに受けてもら…

草刈りを始めました

エンジン式草刈り機(左)と電動式草刈り機(右) 暖かくなると、雑草が日増しに成長します。これから半年、雑草との格闘が始まります。 除草剤だと、80aにかかる時間は2時間位ですが、草刈りだと14時間位かかります。 農薬をできる限り使用しない米作りは…

えひめAIのできあがり

上澄み液とオリ 保存のため、上澄み液と下に沈んだオリに分けます。上澄み液は屋内の常温で、オリは冷蔵庫で1年くらい保存することでができるそうです。 オリは、アミノ酸や酵素がなどを多く含んでいるそうで、肥料にもなるし、堆肥やぼかし肥料の醗酵促進剤…

料理教室を始めましょう?

使用する材料と機材 料理教室ではありません。えひめAIを作ります。AI?人工知能ではありません。えひめAIを開発された方が、環境童話「地球の秘密」の作者で、12才で亡くなられた坪田愛華さんに共感され愛を付けられ、えひめあいと呼びます。 納豆菌、乳酸…

除草剤と光合成細菌

左から種菌+培養液、種菌+培養液+除草剤、種菌 昨年、光合成細菌が上手く活用できなかった1つの理由に、除草剤が考えられました。除草の原理が、光合成阻害剤だからです。メーカーは、植物の高度な光合成を阻害するもので、細菌類の単純なものには影響ないと…

光合成細菌の培養開始

種菌の福栄肥料M・P・Bと培養液に使う発根2 昨年、上手く光合成細菌が活用できなかった理由の一つに、種菌があると思われました。よって、今年は種菌を福栄肥料のM・P・Bを使用します。 2ℓのペットボトル培養液に、M・P・Bを200㏄入れたところ、おっとと、真…

令和3年産に向けて作業開始

ラクトヒロックスと米ぬかを混合 刈り取った稲わらを鋤き込みます。10月下旬、稲わらを堆肥化するためラクトヒロックスという微生物資材と米ぬかを混ぜたものを、ブロードキャスターというアタッチメントをトラクターの後ろに付け散布しました。 その後、…