兼業農家の米づくり

私は、兼業農家です。日頃より、安心・安全なおいしい米づくりをしたいと思っていましたので、令和元年にあわせたわけではありませんが、以前より興味がありました「還元塩ミネラル農法」(圃場に塩をまいて米を作る)で米を栽培してみました。結果は、食味についても良好で、農薬の削減もできました。というわけで、令和2年は還元塩ミネラル農法+αでパワーアップし、特別栽培米の基準、農薬5割削減・化学肥料5割削減を目標として、スタートします。

令和5年産の状況・続き

種籾の消毒方法 化学農薬使用から温湯消毒へ変更

 種籾の消毒に、農薬を使用しない温湯消毒に変えました。温度60℃のお湯に10分間浸します。そのために、ヤッフーオークションで中古の湯芽工房という専用機を落札しました。

温湯消毒機の湯芽工房。0.1℃単位で温度調整ができます。

このようにして、10分間浸します。

10分浸したあと、籾を冷やします。

5日間(積算100℃・日)浸して芽を出します。

 温湯消毒により化学農薬成分を2減らしました。

 

塩の散布方法 手で撒いていたのをトラクターで散布

 省力化のため、これまたヤッフーオークションでグランドソワーを落札しました。

ラクターの前に装着します。

 今年のように雨が多く、ぬかるみの田んぼを歩かなくてすみました。

 持続可能な農業を行っていくためには、機械への投資も必要です。

 

穂肥(追肥)の実施 出穂の20日前に味まる4号を散布

 元肥のマルイ有機だけでは、10aあたり7.5俵の収穫で、化学肥料を使用していたときの8.5俵に届きませんので、今年は、穂肥を行おうと思います。

有機肥料の「味まる4号」です。