令和4年産は、台風14号の風で散々な結果でした。さて、今年はどうなることでしょうか。
昨年と比較して変更点を説明します。
①品種の追加 くまさんの輝き
②種籾の消毒方法 化学農薬使用から温湯消毒へ変更
③塩の散布方法 手で撒いていたのをトラクターで散布
④穂肥(追肥)の実施 出穂の20日前に味まる4号を散布
以上が変更点になります。
①品種の追加 くまさんの輝き
くまさんの輝きの特性
・極良食味(特に粘りと光沢が良好)。
・高温障害にも強く、1等米比率が高い。
・丈がヒノヒカリに比べ7~8cm低く、倒伏しにくい。
・穂数が多く、収量性が高い(ヒノヒカリ比 107%)。
以上を期待して、「にこまる」と「くまさんの輝きを」を植えています。
くまさんの輝きに比べて、にこまるの苗は貧弱にみえます。
今日現在の状況です。田植えは1週間の差がありますが、苗の分けつから言えばくまさんの輝きの方が進んでいます。にこまるは、苗の時から徒長が見られていましたので田植え後軽く干しましたのでその分成長が遅れている感じです。
栽培のしやすさからいえば、くまさんの輝きですが、評判では食味があまり良くないという話を聞きますので、米を購入してもらっている皆さんに、にこまると食べ比べてもらい、来年の品種を決めたいと思います。